【観劇日記】花組大劇場公演はいからさんが通る【感激日記】
昨夜は久々の観劇による興奮と疲労であまり眠れませんでした。年を取るとそんな事もありますよね。でもメンタルは絶好調であります。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。
そんなワケで昨日9月3日の11時公演、つまり再々開一発目の公演を観劇して来ました。
久しぶりの大劇場。
エルハポンは2月に大劇場で上演されていませんよね。訂正しておきます。
正しくは、1月末雪組ワンス以来、宝塚歌劇観劇としては2月にドラマシティ出島以来でした。失礼致しました。
TCAPRESSもちゃんと3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月分が置いてあって、劇団の愛を感じました。ありがとうございます。
意気揚々と客席に向かうと、普段とは違う「シン・・・」としてガサゴソと物音だけが響く異様さ。
そんな中で始まるれいちゃん(柚香光)の開演挨拶に、少ない客数とは思えない程の大きな拍手にファンの一体感に早くも込み上げるモノを感じました。
思えば7月半ばに再開され8月がほぼ休演からの、残り5公演ですものね。
3月には一度仕上がった状態で3ヶ月休演、演出が変わってからの再開、そして再度演出が変わってからの再々開。
お休みの間は本当に辛かったと思います。
舞台全体からそんな辛い思いを経たからこそ、公演を大切に丁寧に届けたいと言う思いがとてもとても伝わって来て、こんな凄い公演は始めてでした。
正に感激の観劇とはこの事。
環「お友達になってくれるかしら?」
紅緒「モチのロンよ!!」
のシーンで号泣する位。
※稽古場映像で見てからずっと気になっていたシーンの一つ。念願叶って生で見れた!!的な※
作品について、初演を映像で見たのですが、初演では無かったと思われるシーンが結構追加されていて演出(コロナ対策以外の)も変更点が多めだったので、全くの別作品と言っても過言ではありません。
ナレーターと言うか狂言回し的な役を、ひとこちゃん(永久輝せあ)高屋敷要がやっていて、そういう役の調整がされていたり。こういう所は宝塚的。
銀橋不使用の巻
再開時の映像では、それほどコロナ演出を感じなかったのですが、昨日のヤツは嫌でもコロナ演出を感じずにはいられませんでした。
お芝居もフィナーレも徹底して銀橋は不使用で、舞台上の人数が少ない。
久しぶりに見た宝塚歌劇だったからか、そんなに違和感を覚える程では無かったのですが、宝塚歌劇以外の舞台ってそういえば、この位の人出だったんじゃないか。と。
世間一般に合わせている感じですよね。
せやけど、いつまで続くんや。早く終息しようZE!コロナ!!
休演期間を無駄にしない花組
全体から感じましたが休演期間、ただ休んでいただけじゃなかったのね的なヤツ。
通常ならば、お稽古1ヶ月、公演1ヶ月の合計2ヶ月が、一つの作品に触れる期間ですが(大劇場公演の場合ね)
今回は3月(2月か?)からお稽古が始まり今、9月。
半年もの間、休演とは云え公演に触れている状況だからか、とーーーーーってもお芝居が深くて、丁寧で大切に演じているな。
とめっちゃ感じました。
ちゃんと公演の事、役の事を考えながら過ごしていたんだろうなっと。
ホント、素晴らしいですよ、彼女達。<語彙力の無さ!!
華ちゃん(華優希)紅緒の成長と云うか変貌ぶりが凄い
発声がとてもクリアで美しくなっていて別人かと思いました。
台詞一つ一つをとても大切にしている感とクリアな発声で、本当に別人レベル。
歌も、みりおさん(明日海りお)アリーナコンサートの時とは比べ物にならない位、良くなっていました。格段に声が出ていた。そんなに歌無かったけれども。
今後は歌も歌える娘役になっていくと確信しました。
そして言うまでもなく、可愛さは健在。
やる時はやる女ですね、彼女は。素晴らしい!
其れでこそ花組トップ娘役、柚香光の相手役だ!!
ココまでやってくれるとアンチも激減すると思います!!
見てやってくれや!!<何様?
少尉が原作以上に少尉
花より男子の道明寺の時も思いましたが、原作以上に3D化が為されている少尉。
役の作り込みがとてつもなく深く丁寧。
あの紅緒さんを包み込む包容力、優しさ、品位、美、全てが完璧に整っていました。
原作の少尉もここまで整ってはいるまい。と言う程に。しかし原作、役へのリスペクトは忘れずに。
そんな魂を削っているかの表現に少し彼女の事が心配になってしまいます。大丈夫かな?
紅緒×少尉ラストのキスシーン。
紅緒の両手を取って、その握った手を少尉の後ろ側へ持っていく動き。
紅緒が少尉の腰に手を回している様に見えるヤツですよ。其れをね少尉主体でやるワケですよ。
しかもキスしながら!!!!!(鼻血)
コロナ演出とかコロナ休演とか、其れ故に個々の舞台に対する真摯な思いに感動して、本来の宝塚歌劇男役×娘役から発せられる「きゅん」的なヤツを忘れがちに観劇していたんですが
ラストシーンでグーでパンチされた様にハッとさせられ、流石、少女漫画を体現させたら右に出る者は無しと言われる柚香光。
宝塚歌劇の「萌え」「きゅん」「ときめき」を思い出させてくれた瞬間でした。
そして其れらによる号泣。<つまりときめき過ぎて涙。
フィナーレをまたぎ、あると思っていなかった終演後の挨拶で更に号泣。
感無量
コロナ休演を経て久しぶりの生観劇だったと云う事もあって、観劇出来た事自体が幸せレベルなのですが、そんな中で、再開出来た喜びを感じながらも、外の舞台に合わせた様な演出になりながらも、宝塚歌劇独特のときめきをしっかり感じさせてくれた宝塚歌劇団、花組、タカラジェンヌ達に乾杯!!
絶対、良い事あります様に!!
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