にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

【観劇日記】ピガール狂騒曲キャスト別感想【月組】

高田賢三さん。ご冥福をお祈りします。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。

 

そんなワケで、月組大劇場公演ピガール狂騒曲のキャスト別感想です。

kageki.hankyu.co.jp

ジョルジュ、ヴィクトール:珠城りょう

立ち姿や歩き方、細かく演じ分けているのですが、どちらも美しくとても素敵な人物です。

女性のジョルジュ姿でも周りの女性を虜にしている所が、中の人が宝塚歌劇のトップスターだと云う事で、とても説得力を感じます。

 

 

ガブリエル:美園さくら

第一声でやっぱり彼女のお芝居は苦手だなっと感じながらも、勝気で超絶美人設定が板に付いて、衣装の着こなしや発声やら色々と華やかでヨカッタです。

 

シャルル:月組かなと

序盤は黒い役なのかと思いきや、ムーランルージュを愛する清くてまっすぐな性格故、メンタルが不安定になって周りに当たり散らしているイケメンな役でした。

そして、なんとなんとトップスターたま様に惚れられると云う役どころ。

なんて云うかこの組み合わせに萌えて萌えてどうしようもありませんでした。(鼻血)

 

ウィリー:鳳月杏

ガブリエルの夫で、自覚無く妻を身勝手に扱っている全然アカン人なのですが、何せ中の人がちなつさん(鳳月杏)なので、憎めない事この上無し。

ガブリエルにもすんごい嫌われているのに、この無自覚なしつこさとか、とてもコミカルになっている所が流石。そして、長い脚は既にもう持ちネタですよね。

 

ロートレック:千海華蘭

あの愛らしいからんさんが、あんなにヘロヘロの飲兵衛オヤジをとても自然に演じている事が信じられないのですが、最近は老け役がハマってきましたよね。

8割酔っているのですが、憎めないキャラクターがとてもヨカッタです。芸達者。

 

マルセル:輝月ゆうま

前情報として、竹内力の様にと言われていたまゆぽん

パンフレットの写真は、めっちゃ竹内力演じるミナミの帝王萬田銀次郎でしたが、お芝居の中では竹内力さんの双子の兄弟と言われるRIKIでした(笑)

こちらも強面ですが、やはりどこかコミカル感があって良いアクセントになっていました。

 

ルイーズ:白雪さち花

ジョルジュの母親の友人と云う役で、ジョルジュを心配していると云う真面目系な役。

暫く彼女のイロモノ役(OTTとかIAFAとか)しか見ていなかったので、とても新鮮でした。こういう役も上手でしたよね。

 

フィリップ:夢奈瑠音

ちなつさん演じるウィリーの側近なのですが、威張り散らしていご主人様を必至にフォローする姿がコミカルでとても良かったです。

そしてひっそりとイケメンだと云う事も。

 

ミシェル:光月るう(組長)

ムーランルージュ座付きの振付師。

見た目は普段のイケオジ風味の組長ですが、オネェ言葉なのでIAFAのエルフィーの演技に通じるモノを感じました。

そして、振付師と云う役で彼女にとってはとても身近な存在だからでしょうか、振り付けに対しての情熱とか、舞台経験の無い2人の為に、とか色々とプロの仕事と云う所が伝わって来て良かったです。

 

レオ:暁千星

ムーランルージュの男性ダンサー。

ストーリーとしては主要キャストではないのですが、ショーのシーンでは中心役を担っていて、前後開脚のままリフトされていたシーンが彼女の一番の見せ場だったと思います。超絶素敵だったのですが、ありちゃんの無駄使い感が・・・(笑)

 

ボリス:風間柚乃

ちなつさん演じるウィリーが雇う弁護士役で、ガブリエル×ジャンヌを監視する

途中、出てくる女装姿。とても愛らしくてコミカルです。

色々ラストに持って行っている、かなり美味しい役ですが通常運転の安定感でした。

 

ミスタンゲット:天紫珠李

娘役ではガブリエルに次ぐレベルの目立つ役で、相応の存在感がありました。

ただ、ハチャメチャ役なのに中の人が真面目で優等生だからか、ハチャメチャ風味であったので、今後どの様に進化するのかが楽しみであります。

そして本公演で彼女がこういう位置付けの役を与えられると云う事は、次期がそうなのかなっと思わなくもありません。

 

 

 

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