【観劇日記】ピガール狂騒曲【月組公演】
こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。
9月29日の観劇日記の続きです
ショーの感想はこちら↓
ピガール狂騒曲
超絶楽しい作品で、楽曲も素敵で世界観もとても楽しくて好きです。
ただ、月組大劇場公演の前作I AM FROM AUSTRIAに被りまくっていて、既視感のある配役がかなりありまして
少し勝気なヒロイン(しかもメイドの名前が前作のヒロインと同じエマ)、口が悪いイケメン、チャラくてダンディーなチョビ髭中年紳士、おっちょこちょいとダンサーの若手、中性的な組長・・・
れいこさん(月城かなと)演じるシャルルが悦に入るシーンでは、何処かから「汚職のタンゴ」のイントロが流れてくるのではないかと、ヒヤヒヤしてしまいました。
けど、其れらのキャラクターは全員好きなので、とても楽しかったです。
男役の序列が美しく整っている現在の月組ならではの、また役者の長所を活かしたベストキャストな作品と言えるのかもしれませんが、今回はオリジナル作品なので、もう少し違った配役やキャラクター、演出に出来なかったのかなぁと思わないでもありません。
小言はさておき
たま様(珠城りょう)演じる、真のヒロインジャンヌ。
一生懸命、女性である事を隠している仕草や台詞回しがたまらなく愛らしく、途中、れいこさん演じるシャルルに恋するナンバーがあるのですが、たま様が恋をした!!と云う感じがたまらなく可愛かったです。
そんなたま様を見て、そうか・・・たま様は女性になられたのだな。と感じていたのですが、途中、もう一役のヴィクトワール(男性)役で登場した時に
キター!!!
となりましたよね。
男役のたま様が戻ってきた!!!会いたかったよ!!!
歩き方、立ち方、話し方。男役のたま様!!!素敵過ぎる!!!
出番はあまり多くありませんでしたが、男役のたま様が立派に健在されていて安堵の涙が漏れて来たのは言うまでもありません。はぁ、良かった。
映像で女性っぽく見えたのは、きっとメイクの肌色の違いだったのではないかと思います。女役は白く男役は濃い色にする、と何かで見た事があったので。
あと、ムーランルージュのショーのシーンは圧巻で、こういう派手な所が宝塚歌劇を見ている!!と云う感動で嗚咽が漏れましたよね。
一見の価値アリです。
初舞台生のラインダンス
ありちゃんの歌から引き継いでパステルカラーのトリコロールと云うのでしょうか、とても可愛らしい衣装で初々しいラインダンスでありました。
黒燕尾
あまり見た事無いタイプの振り付けだったので、外部の先生かと思いきや劇団座付きの羽山紀代美先生でした。
黒燕尾の黒と白部分が、動きによって見えたり隠れたり、めちゃくちゃ美しくカッコよかったです。めっちゃ揃ってました。
パンフレットの演出家挨拶ページの原田先生
3月以降の劇団内部でどの様な動きがあったのかが書かれていて、演出家としてやるべき事等超絶熱い思いの篭った長文が載ってあり、この規制の下で如何に喜ばれる舞台を作り上げたのかと云う気持ちが伝わってきて、心動かされるモノがありました。
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