【星組】霧深きエルベのほとり【素晴らしい】
今日から7月ですね。キャッシュレス支払いキャッシュバックが終わりましたね、昨日に買い物に行けば良かったな、とプチ後悔しております。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。
先日から2019年の星組公演「霧深きエルベのほとり」がスカステで放映されていたのを見ていまして。
この作品のビジュアル、台詞、キャラクター設定、配役は本当に素晴らしいな、と改めて実感したワケですが
※ストーリーはさておいて
本公演の主人公カールシュナイダー(紅ゆずる)
船乗りと云う事で、ガサツな言動が目に付くのですがビジュアルはとても美しくとても品のある風格。
ダミ声でがなり上げる様に江戸弁と云うのでしょうか?
独特の台詞回し(ガサツですが)がテンポよく進む感じが心地よいです。
今までテキトーに楽しくガヤガヤ遊んでいたガサツな(でもイケメンでモテる)船乗りが、純真無垢なお嬢様に出会い惹かれていく様子がよく分かります。
そして、このキャラクターが紅さんの演技にぴったりマッチしていて、彼女が演じた役の中で私は一番素敵に見えました。
其の様に役作りをした紅さんも凄いですが、其の様に導き魅力を引き出した演出の上田久美子先生は本当に天才だなっと。
新人公演のカールシュナイダー(極美慎)
紅さん版の若かりし時代のカールと云う感じで、本役をよく見ているなっと。
でもコピーとは違う彼女の本役を尊重した上でのオリジナルがあって、只者では無い気がします。
新人公演のマルギットシュラック(水乃ゆり)
自由を求めて家出した世間知らずのお嬢様風が超絶似合っていました。
また、そんなワケが分かっていないままカールに恋をして、自分にもカールにも正直に生きているつもりが、カールを傷つけている事にすら気付いていない所が、無理なく表現されていて、とても自然にストーリーを受け入れる事が出来ました。
ああ、こういう子ならこういう結果になるやろな。的な。
本公演でのベティの田舎娘感もとても気になっていたので、彼女の役作りがとても好きだなぁと思った次第であります。
しかし、新人公演冒頭の大階段で歌うシーン。
お芝居とダンスは素晴らしい上に、ビジュアルが元星組トップ娘役を5年務めた夢咲ねねちゃんに似ていて可愛いのに歌が壊滅的でしたね(笑)
新人公演ならではと云えばそうですが、今後は学年も上がってくるので上達してくれる事を願います。
1年半程前の公演ですが、これを見て星組には有望な下級生が居るので琴さん(礼真琴)トップ体制がどんな風になるのか、
とっても気になります。
眩耀の谷、観劇したかったな。
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