にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

【CASANOVA】帆純まひろのスター性【新人公演】

今年の梅雨はいつ終を迎えるのでしょうか・・・線状降水帯のヤツめっ!こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。

 

2019年花組新人公演CASANOVAスカステを録画したモノを見ました。

99期の帆純まひろくんが最初で最後の初主演を務め

ヒロインは現トップ娘役の100期華優希。

 

帆純くんの事は、2016年のミーアンドマイガール新人公演でジャッキーを役替わりで演じた時に、其の美しく整ったビジュアルを始めて認識しました。

その後、3番手役や別格にシフト、本公演でもあまり抜擢されていなかったりしましたが、私は彼女の美貌とスカステのトークで舞台に対する熱い思いを感じていたので、主役が回ってくる事を今か今かと待っていて、念願の主演を射止めた姿を心待ちにしていたのでした。

 

の割に視聴したのが最近と云う体たらくですが

 

彼女が舞台で演技したり歌ったり踊ったりする所を、こんなにたくさん与えられたのは始めてだったであろう今回の主演

 

顔面を含む上半身はとても素敵でしたが、全身になると遠目に見てもアレ・・・?と言う印象を受け、発声、歌が超絶荒削りで、「嗚呼、これが新人公演・・・」と感じる所はとてもあってドキドキハラハラしながら見ていて、お芝居もまだまだではありましたが

ほんのりCASANOVAが憑依している感と

物怖じしていない舞台度胸と

やっぱりキラキラスターオーラが

一直線に伝わって来て、感動の涙を流しましたよ。

 

本当にまだまだ発展途上(当然です)である中、将来を期待せずにはいられない可能性はとても感じたのですが、其れが確固たるモノであると感じるには、少し足りないのかなっと云う所です。惜しい!

多分、真ん中経験の少なさだと思うのですが、私は彼女の其の足りなさを含め魅力を感じているので、応援していきたい。

そして、真ん中がとっても彼女には合っていると感じました。

 

新人公演を卒業した今、小劇場公演や大劇場本公演で少しずつ大きな役がついて来ると思いますが、いずれ再び真ん中に立てる日(バウ主演とか)を心待ちに、応援していきたいと思います。

 

帆純くんの他に、この公演を見て気になったキャスト達

安定の音くり先生(音くり寿)本役:桜咲彩花

真ん中ヒロイン!と言う役よりも今回の様な、一歩引いた落ち着いた役の時が彼女の魅力が栄えるのではないかと思います。あと超絶個性の役とか。

良かったです。

 

聖乃あすかくん 本役:柚香光

邪馬台国に引き続き黒い衣装で黒い役。

素顔はほんわかしているのに、こういう役を与えられると途端に黒いオーラ全開になる所が凄かったです。

安定した舞台技術(まだまだですが)も素敵。

 

華優希 本役:仙名彩世 

全然違和感無くヒロイン感がありました。可愛いは正義!

本役のゆきちゃんより少し幼い印象(当然ですよね)があったり、ラップが台詞かしら?と錯覚させられたり、色々ありましたが、圧倒的なヒロイン感は流石。

音くり先生とのお芝居もヒロインと支える侍女と言う関係性がとても良かったです。

 

舞空瞳先生 本役:鳳月杏

生意気な可愛い女の子が一生懸命悪ぶっている感があって、掌の上で転がして赤面させたい欲に駆られるコンデュルメル夫人でした。

「悪い事してるね~悪いね~、よしよし」と云う具合に。

可愛いですね、彼女。

 

その他、役名の無き脇役達が小芝居で良い仕事をしているなぁと思う場面が結構ありまして、花組の下級生達の逞しさを感じた次第であります。

 

と言うワケで、今後も花組が楽しみである事を再認識致しました。

頑張ってーー!!

 

 

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