タカスペのパロディコーナーが無い件
こんにちは、にくです
いつも当ブログをお読み下さりありがとうございます。
ココ最近、組み込まれていないタカスペのパロディコーナーについて。
宝塚ファンの間では12月、師走と云えば組を超えた選抜メンバーでの公演である宝塚スペシャルが恒例となって久しいワケですが
この季節ならでは、スカイステージではこの時期にいつも過去のタカスペ及びTCAスペシャル(タカスペ前身公演?)の映像を放映してくれるので、新参者ファンの私は
過去の並びはこんなんだったのか、とか
過去のあの公演のリアルタイム与太話、とか
現在トップスターの彼女の下級生時代、とか
現在、別箱公演を経験した彼女の下級生時代、とか
色々と美味しい映像がてんこ盛りだったりして、スカイステージ様には感謝の極みであります。
私が初めて見た2014年の映像では、その年の公演をネタにしたパロディコーナーがありまして
当時、想いを寄せていた凰稀かなめトップ時代の宙組は、風とともに去りぬ、モンテクリスト伯をネタにしたコーナーを主要男役達が、いかにも笑いを狙った感じで構成されていて、其れをとても真剣に演じている彼女達がとても尊くて感動した事を覚えています。
更に翌年2015年、まぁ様(朝夏まなと)トップ時代では、2014年より更に笑いの要素が増えていて
※王家に捧ぐ歌のパロディで、モテない地味なラダメスくん(学ラン)が隣の高校のヒロイン・アイーダちゃん(セーラー服)に石膏のラブレターを渡すが、字が読めない。
そして、真面目に土方仕事に精を出す隣の高校の先輩(リーダー格)で、アイーダちゃんのお兄様に、ラダメスにかちこみかけようとか。
色々とパロッていて面白いのですが、ビジュアルはタカラジェンヌ。
美しく可愛く上品でカッコ良いのが、更にシュールさを増していて私の中では過去最高の傑作パロディとなっていて大好きです。
振り返ってみると2000年代後半辺りのタカスペから、その年の公演を振り返るコーナーが始まり、初めは真面目にと言うか笑いの要素が無いままのダイジェスト版だったのが、いつの間にかネタを含めたベタな笑いを取りに行くパロディーに成長していった感じがします。
そしてその2015年を最後にこのパロディコーナーは演じられていません。
2016年以降、そんな秀逸なパロディコーナーが行われない理由に、
トップコンビが変わった直後だった組が2組あったりしたからかなぁと思っていたのですが、(タカスペがトップコンビお披露目とか)
3年連続行われないとなると、もうコレは今までもそうだった様に時代の流れと共にパロディコーナーは、最高傑作の2015年を最後に幕を閉じたと考えても良いのかもしれません。
過去の映像を振り返って見ていても、ある程度の年数で構成が徐々に変わってきているのを感じたので。
残念ですが、ずっと同じ構成だと食傷気味になってくる事は間違いないので、この辺で新しい方向へ舵を切っていく事に、劇団の方針も変化している(停滞は許されない)と云う事を感じております。
この変化を私は前向きに捉えておりますので、是非良い方向へ向かう事を願っております。
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