【I AM FROM AUSTRIA】音楽と月組事情
昨日は、朝の7時半から学校行事で肉体労働に勤しんで参りました。とても疲れました、こんにちは、にくです
いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます
しつこいですが、3度の観劇を終えた月組大劇場公演I AM FROM AUSTRIAについて、感想と言いますか思いの丈を認めていきます。
音楽について。
この公演を楽しいと感じた事の一つに、音楽が凄く好みだと云う事。
てっきり、エリザベートやモーツァルト!!の様にシルベスター・リーバイ氏の作曲かと思いきやラインハルト・フェンドリッヒと云う方。
どんな人かと、パンフレットを読んでみると、アウストロポップの最も有名な代表者の一人との事。
日本で言う所の布袋寅泰氏、小室哲哉氏、小林武史氏、ヒャダイン氏あたりでしょうか?
さらに、そんなラインハルト氏の過去のヒット曲でミュージカルを制作すると云う企画だったとの事。
本来は、原案があって演出家がこんな感じの曲を~と依頼があって初めて作品に合ったと云うか、ストーリーに沿う作品の一部としての音楽なのに
今回は、其の逆からの制作だったのですね。
言われてみると、れいこ(月城かなと)リチャードの「汚職のタンゴ」とか
何故にイキナリタンゴ?と思った所もありましたが
曲が良いのとれいこ氏の悦に入ったコミカルな歌唱と相反した美しさのギャップが良かったです。
ちなみに、アウストロポップと云うジャンル
一度も聞いた事が無かったのですが、その中でもヒットメーカーのラインハルト氏の楽曲は、世界共通で魅力を発していて
音楽は言葉の壁をも越えられる。
っと云うワケですね。
と、色んな意味で異色の話題作、劇団渾身の大作海外ミュージカルだったワケですが、残念な事に集客はイマイチだった様ですね。
ちなつさん(鳳月杏)を花組から呼び戻してもなお。
なのに、平日の大劇場千秋楽にライブビューイング実施が輪をかけて・・・と云う印象を受けております。
そんな月組トップスターたま様や別格ちなつさんの魅力は宝塚の観劇を重ね、溢れる色っぽさに魅力を感じる様になってからが沼地になっている事が分かって来ましたので
ハジメテ観劇の人にはちょっと不向きなのかもしれません。
なので、集客に即効性が無いのかなぁと思ったり。
実際、私も月組観劇デビューは友達と一緒に行こうって云う時に、たまたま上演されていて行くつもりが無かった1789でした。
コレも大作で作品が良かったので、行って良かったですが、そういう役割なのですよね。今の所は。
ですが、ビジュアル上等で実力鰻上りの2番手れいこ氏や、話題性十分の暁千星、風間柚乃を若手路線に擁しているので、近い将来はまた違った感じになると思っています。
そんな感じで月組事情が気になる最近です。
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