100周年と現在の月組事情
理事主演のドクトル・ジバゴを少しチラ見しましたが、天寿光希の悪役っぷりが振り切れていてゾクゾクしました。中年オヤジ、憎悪と美が同居するって意味が分かりませんが、彼女にかかるとこういう対極の意味も繋がる事に気付きました。
こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。
スカステで2014年100期生の初舞台公演、月組のTAKARAZUKA花詩集を見ました。
Disc shop suizan 2号店
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トップスターまさおさん(龍真咲)の弾ける様なキラキラした美しさと艶のある歌声がとても魅力的で
相手役のちゃぴ(愛希れいか)の地に足がしっかりと着いた安定した佇まいとキラキラした愛らしさが眩しくて
なんで当時、私は月組を避けていたか?と後悔の念が沸き起こりそうになりました。
そして、トップスターのまさおさん含め主要男役の殆どを女装させていて、見た目にも音楽もとても楽しいグランドレビューでありました。
演出は女装でお馴染みの藤井大介先生でした(笑)
トップコンビに続くスター達
星条海斗
沙央 くらま
美弥るりか
凪七瑠海
珠城りょう
明確に番手が付かないまま、この5名がごった返している様な印象を受けまして、現状を知った上で見るからかもしれませんが
たま様(珠城りょう)が上級生4名を明確に抜かしているワケではないけれども、
第6場でかちゃ様(凪七瑠海)演じる白の王子から、ちゃぴ演じるマーガレットと云う愛らしい少女を奪う黒の王子をたま様が演じていて
白くて眩しい王子様が女の子を連れてゴキゲンな所、少し悪そうだけどめっちゃ素敵な黒の王子が現れて、あっさり連れ去られるって云う・・・
たま様がめっちゃ美味しい役過ぎて、コレ大丈夫かしら?と心配になる位です。
たま様は、そんな美味しすぎる役でガツンガツン攻めてきていて、若くてハリのある美しい色気、ピンスポが当たったかの様に存在感が際立っていて、嗚呼、スターオーラってこういう事を云うのだなぁと、早期抜擢に納得の致す所でありました。
そして、たま様がまさおさんの後を継いでトップスターに就任する頃には、まさおさんとの間にいた上級生が、美弥るりかさんを除く全員が、専科へ異動されたと云う事。
タカラジェンヌが妖精と云えども、個人の感情ってモノがあるって分かって采配しているのですか?と言いたくなる様な人事ではあります。
しかし、その後専科に異動、退団した星条海斗さんと沙央くらまさんは、退団公演でそれぞれ良い役割を与えられていて、幸せな様子で退団されていった事を思うと、其れは其れで良かったのかなぁと思う様になりました。
そして、そんな激動の時期を経て、現在はトップスターたま様、2番手れいこちゃん(月城かなと)、別格にちなつさん(鳳月杏)に続き若手にありちゃん(暁千星)、おだ先生(風間柚乃)と番手が明確に付いていて
すっきりと序列に従って並んでいる事に安心して観劇している自分に驚いております。
番手が決まっていなくても別にいいやんっと思っていた節があったのですが、実際に見比べてみると、花詩集の時の様にごった返しているよりも、トップスター⇒2番手⇒別格⇒3番手⇒若手と、順番がきっちりと決まっている現在の月組体制の方が見ていて美しいと感じた次第であります。
※番手が決まって無いからアカン!!とは思っていませんYO!
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