【観劇日記】月組大劇場公演I AM FROM AUSTRIA-2度目ー
博多座版のSANTEのロケットでロケットボーイのれいちゃんの両隣が希波らいとくんと、現在巷で炎上中の某youtuberである事に気づき、この違い!!と思う等致しました。こんにちは、にくです。
いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。
2度目の観劇日記です
前回、書き逃した感想があったり色々思う所がありました。
冒頭のオケによる前奏で、オケボックスに照明が当たっていて、なんか優しい気持ちになってしまいました。
こういう演出、齋藤先生は色々とツボを突いて来るな。
前回の感想文に、さくらちゃん(美園さくら)演じるヒロインのエマについて、結構ボロカス書いた様な気がするのですが
大女優エマ・カーターの闇が広がる
序盤は、やはりイヤなヤツなのですよ。
※以下、ネタバレがあります
しかし途中、仲良くなりかけた、たま様演じるジョージと一緒にホテル調理場の冷凍室に閉じ込められるシーンがありまして
※たま様ジョージはちっとも悪くないんですよ。
途端に、たま様のせいだ!!と不機嫌になるエマ
そこで、場を和まそうとジョージは色々とジョークを言うのですが
「冷凍されたら君の美しさは永遠だ!!」とか。
エマが美しい事を称える為のジョークには、一切機嫌を直さず、
少し前に食べて気に入ったホテルエードラー作のエードラートルテ(冷凍室にあった)を食べようZE!となった途端、手のひらを返した様にご機嫌ちゃんになると云う所に、
パンピー(一般人)の私は「そこ!?」と激しく突っ込んだ事は云うまでもありませんが、ハリウッド女優エマ・カーターには、彼女の闇を感じてショーガありませんでした。
コレは、故郷で母親との関係がとても複雑だった事や、その他色々とあったのでしょう、其れを払拭しようと単身アメリカへ乗り込み、大女優と言われる程の成功を手にした彼女ですよ。
其の成功の過程には故郷の味を忘れ「美しい」と言われる為に努力を重ね、今や「美しい」と言われる事なんて空気の如しと云う高みにまで達してしまっている闇。
⇒人間としてどうかしてるZE!なので、序盤の高慢ちきな振る舞いに繋がるのでしょうけれど。
なので、ジョージに美しいと言われても「なんか勝手に当たり前の事云うてはるわ」位の感じ方だったのが
思い出しかけたふるさとの味「エードラートルテ」を口にして
「やっぱり貴方って面白いわね(素敵✩)」
っとたま様ジョージにゴロニャンとなってしまう本来の素直さ(単純さか?)を取り戻しつつあるエマ。
その後、エマがジョージに「騙したのね!!」とひと波乱あるワケですが、実はれいこ(月城かなと)演じるエマのマネージャー・リチャードが仕組んだ事にあっさり引っかかる辺り、元々は人を疑わない素直な子が大女優になる過程で信じられる人間がリチャードだけになってしまい、其の信用した相手に裏切られるヤツ
あんなに誠実に接していたたま様ジョージを信じられないなんて悲しい子ですよね、エマは。
そう考えるとあのサイボーグの様にクネクネした仕草や鼻にかかった発声で、自分に鎧を着せているのかなっと感じたので、そんな所もしょうがないかな、と感じました。
♪闇が広がる♪人は何も見えない♪
トート閣下のおっしゃる事はごもっとも。
ラストは、ハッピーエンドなので、そんな闇もたま様が吹っ飛ばしてくれる所が良いのですけれど。
更にフィナーレの幕開けから群舞、デュエットダンスと楽しい事だらけ、眼福です。
曲が凄く好きなヤツなのでCDが欲しいのですが、今の所ブルーレイも含め発売の発表はありません。
無事に発売される事を願っておきます。
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