にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

【観劇日記】花組大劇場-青い薔薇の精-キャスト別感想

一昨日の疲れを癒すべく昼寝をして起き上がると、腰痛が始まりました、こんにちは、にくです

いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます

 昨日アップした↓

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青い薔薇の精キャスト別感想です。

 

みりおさん(明日海りお):青い薔薇の精エリュ

白薔薇の精だったのが、掟を破り青い薔薇の精になってしまう失敗談の持ち主。

流石の妖精魂で青い鬘も妖精の衣装も違和感なく着こなす所は流石

お披露目で演じたトートが人間くさいと言われていましたが、エリュはトートに負けず劣らずかなり人間味のある妖精だったのが逆に、みりおさんの妖精度合いが強まったような気がして私は良かったと思います。

 

華ちゃん(華優希):シャーロット

幼い少女から車椅子の老女になるまで一人の一生を演じるにあたり、其のどの時代も確実に演じ分けていて、華ちゃん・・・と胸が熱くなりました。

強いて云うならば、幼少期「こんな素直な女の子居る?」と私に心の狭さを感じさせた所。<これは演出サイドの話か?

幼少期よりも車椅子の場面でのシャーロットが素敵だと思いました。

 

れいちゃん(柚香光):ハーヴィー

とてもリアルに仕事で忙しい青年でした。

自分しか見えない妖精に対して言ってしまった後の気まずい間の取り方

植物を研究するにはお金が必要である現実に飲まれている心情から、子供の時にニックおじさん(マイティー水美舞斗)と過ごした植物を大好きな気持ちを思い出す所とか。

歌も良くなっていました。流石次期トップスー。

 

マイティー(水美舞斗):ニック

 庭の手入れをエアーでやっていて、其れがちゃんとサマになっていて、植物を愛するニックは本当に草花の声を聞いてお世話しているんやろな、と云うエアー手入れでした。

ほんのり抱いている奥様への心がちゃんと2階席にまで届いていましたよ。

其れと、そこはかとなく醸し出される色気。素敵&素敵。

 

閑話休題

ニックとフローレンスが同世代だと仮定して、フローレンスの娘のシャーロットが晩年老女として出てきますが、其の同時期にニックの養子であるハーヴィーが青年って云う疑問

ニックが年老いてからハーヴィーを養子に迎えていたとしても、シャーロットとの年の差がそんなに開くモノなのかな?と

ウィールドン家の庭の仕事の件で、其の庭に懐かしさを覚える様な感じだったので。

ニックが遺した絵と生前聞いていた話だけだったのかなぁ?と云う疑問。

 

あきら(瀬戸かずや):オズワルド・ヴィッカーズ

タイムイズマネー精神のちょび髭の中年男性

今の宝塚でこういうスタイルが一番似合うのは彼女だと思います。

ミーマイのジョン卿

ポーの一族のポーツネル男爵

そしてこのオズワルド

あきらの英国紳士三部作になりました。紳士。

 

乙羽 映見:謎の貴婦人

エリュを青くした女神様の声が美しく誰かな?と思っていたら彼女の声でした。

どのシーンの台詞も歌もとても透き通る様に美しく、最後のオチの場面もしっかり担っていて素敵でした。退団が惜しいです。

 

城妃美伶:フローレンス

登場シーン的にはそんなに大きな役では無かったですが、少ない登場シーンにも魂がこもっていました。美しい。

絵の作者であると云う意味ではキーパーソンですが。

そして、優しい夫がありながらニックに魅力を感じているのがほんのりと。

キュンってなってしまいますやん

退団するとか信じられないです。

 

芽吹幸奈:メアリーアン

ヒロインのお世話係をさせれば、彼女の右に出る者は居ません

上流階級の優雅さの中に、厳しい優しさを漂わせる雰囲気が最高。

 

音 くり寿:プルケ

妖精の中の1人。

遠目に分かる可憐さと、発声の良さが際立っていました。芸達者ですね。

上級生娘役の退団者が多いので、今後は更に彼女の活躍が増えそうです。

 

聖乃あすか :白い薔薇の精

白くて美しく、特別な存在感を出してました

華ちゃんとの絡みがfairyなtale過ぎて幸せでした。

 

その他

気になる下級生にも台詞が与えられていて美味しい箇所がありました。

泉まいらくんとか峰果とわくんとか、希波らいとくんとか。

 

新体制に向けた準備が始まっている様です。

 

 ショーの感想は別に書きます。

 

 

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