にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

花組大劇場公演当日券de青薔薇観てきました。

昨日のスマホから更新した記事に誤字が沢山あって恥の極み、こんにちは、にくです

いつも当ブログをお読み下さりありがとうございます

 無事に帰って来ました。<当日券行ってきました。

 

平日昼間の車移動はしんどいよね

普段は電車で行くのですが、始発で出発しても確実に取れないと予測しムラまで車で往復しました。

お財布に相談した結果、下道で往復した為、帰りは案の定渋滞に巻き込まれ、日中車内に放置した保冷ボトルに入れたお茶を飲んだからか、腹痛に襲われながらの復路。

そんな感じでヨロヨロしながらも、無事に帰宅出来たので良かったです。<後に襲ってくる疲労感が怖い

こんな時は叶わないと思いながらもムラに住みたい欲が高まります。

そして、平日しかも三連休明けにも関わらず、長蛇の列で明日海りおさんの退団公演流石。

 

フェアリージャパン

現在開催中の世界新体操のニュース番組の特集コーナーで、日本代表チームの事を

フェアリージャパン

と称されていて、フェアリーはタカラジェンヌの専売特許やから!!

と抗議したくなりましたが、やめておきました。

※新体操日本代表チームをdisっているワケでは無く、生身の人間しかも新体操に真摯に向き合っている彼女達に「フェアリーですか?」とかふざけた事を聞くんじゃねぇ!!と云う番組制作再度へ講義したい気持ちです。

 

フェアリー=みりおさん

タカラジェンヌの中でもフェアリーの代表格として名高い、花組トップスター明日海りおさん。

彼女のタカラジェンヌ人生最後の作品は薔薇の精役と云うこれ以上、彼女にしか出来ない役は無いと感じます。

公式サイトの作品紹介や配役をみて、どんなストーリーかワクワクして観劇に望み、開演前に購入したパンフの場面解説を見ていると、ワクワクが爆発しそうになり目から汗が出てきそうになりました。

 

開演してみると

主演はみりおさん(明日海りお)ですがストーリーとしては、れいちゃん(柚香光)演じるハーヴィーが中心になって進んでいるなぁ。という印象。

トップコンビは、ハーヴィーが動く目的(庭に再び薔薇を咲かせる事)の中心であり、ビジュアル及び妖精(と仲良しの女の子)担当と云う位置づけ。

 

エリザベートとの共通点

そういう観点だと、人外のトップ、人外が愛する愛らしい少女からの老女へ変化するヒロイン、人間界の主役である2番手男役と云う位置づけがエリザベートを彷彿とさせるなぁとも感じました。

ラストは真逆ですが、1周回って同じになる不思議。

 

A Fairy Tale

そんなフェアリー界と人間界を融合させたストーリー展開

薔薇が咲かない理由に

華ちゃん(華優希)演じるシャーロットに忘却の粉を振りかけなければならない掟を破った為と云う妖精界サイドと

産業革命が進み環境破壊が原因と云う人間サイド

両方の理由があり、最終的にはハーヴィーが両方解決しハッピーエンドを迎えるオチ

 

其の脇でちょび家族愛や、マイティー演じる庭師ニックが城妃美伶ちゃん演じるフローレンス(シャーロット母)に恋心を抱いていたり、退団するみれいちゃん(城妃美伶)の夫役が同期の紅羽真希で、しかも超絶良い夫とか。

サイドストーリーも充実していて幸せに満ちたラストであり、子供の時に好きだった世界観が広がっていて、娘が10歳位になったら一緒に映像で見たいと思いました。<本人の意思はともかく

そして昨今、話題になっている女性が職場で活躍する事に対しての弊害についても触れられていたり(本作の演出家も女性、世代的にもパイオニア世代) 

御伽だけでなく、現実的な面でもとてもメッセージ性の強い作品だと思いました。

 

人間界の主役

ハーヴィーの助手?マシュー役の帆純まひろくんも結構印象的でした。

今回、新人公演の主演が彼女ではなく、れいちゃんのハーヴィー役を演じる事で、実質主演2回と同程度の経験を与えられていると思いましたので、今後の花組体制で重用される方向なのかなぁと

ショーでもあるあるの下級生~中堅の3人組、エキサイター初演で云う所の、まぁ様(朝夏まなと)、だいもん(望海風斗)、まよ(鳳まゆ)の様なヤツをやっていました。

 

花組の一時代が終わるよ

そして、この子がこんな役やる様になったんやなぁと思ったのが

澄月菜音くんの馬丁や乙羽 映見ちゃんの謎の貴婦人

馬丁は方言を上手く使っていたり、貴婦人は良い人!?悪い人!?どっち!?って云うような位置づけって、今まではたそ(天真みちる)やじゅりあさんが演じていたなぁ

そういうば、二人共退団してもういない

ちなつさん(鳳月杏)も居ないと云う寂しさ。

次回はもっとあの人もこの人も居ないと云う喪失感を感じるんだなぁと、花組の一時代が確実に終わる事を実感した次第です。

 

ショー及びキャスト別感想は、後日アップします。 

 

 

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