にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

宙組全国ツアー公演追憶のバルセロナは楽しい作品です

轟理事(理事じゃなくなったんだっけ?)と凪様のディナーショーと真彩ちゃんのミュージックサロンが無観客配信になるとの発表がありましたね。配信見ながら豪華なディナー(自家製)とかしたらいいな。とか考えると色々楽しくなってきました。<多分視聴出来ないと思いますが。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。

 

そんなワケで、無観客配信の発表があったかと思えば、なんと専科の星蘭ひとみちゃんの地上波ドラマ出演が発表され、彼女の美貌が世に解き放たれる時がやっと来たのですね!!楽しみだ!

全4話との事ですが、頑張って!!

 

さて、昨年の宙組全国ツアー公演「追憶のバルセロナ」を見ました。

この作品は脚本、演出が其の題名から「哀しみのコルドバ」や「バレンシアの熱い花」の故柴田侑宏先生かと思いきや、正塚晴彦先生である点で意外ですよね。

 

しかし、いざ見てみると

あ、コレは柴田先生じゃないなー、正塚先生の作品だなっと感じます。楽しい。

 

どの辺がそうなのかと云うと

台詞がとても現実的、一般的。

「うん」とか。

柴田先生の作品には絶対出てこない。「ええ」とか「ああ」になってるヤツ。

 

あと、ちょっとした所にクスッと笑える演出が随所に置かれているのがとても秀逸で、

そういう間の出し方に関しては、私が見た宝塚歌劇の作品の中で一番でした。

 

そういうワケで一見真面目そうなストーリーの中に、楽しい演出が満載なのでとても楽しく視聴する事が出来ました。

 

ただ、ストーリーは公演解説をしっかり読み込んでおかないと、ちょっと分かりづらいな。と感じる所もありましたが、基本的に単純明快なストーリーだったと思います。

戦争に行く、怪我をして記憶を無くす、新しい出会い、記憶を取り戻す、旧友と元カノに再会、自身の思う所あり、行動に移す、一通り終わる、新しい世界でやっていく決意、ハッピーエンド

 

と言う感じで、サクサクとストーリーが進んでいき

途中、よく分からない所(黒い風とか)もありましたが、とにかく主演のゆりかさん(真風涼帆)始め宙組の男役達が超絶カッコ良いので

カッコ良いからまあええっか。と突っ込む気も起きない程のカッコ良さです。

 

途中、ずんちゃん(桜木みなと)がゆりかさん演じるフランシスコに「惚れる」とはどんなモノか。を力説するシーンがありまして

其処もよく分かりませんでしたが、とにかくずんちゃんとゆりかさんがカッコ良かったので、まあええっか。と。

 

キキさん(芹香斗亜)演じるアントニオの役

2番手となって久しい彼女が演じる役なので、どうしても黒い役なのかと疑ってしまいがちですが、今回はそんな事がなく、生粋の悪い役が出てこないのも正塚先生作品の良い所かと思います。

そして、キキさんのスペイン貴族姿も秀逸でとても素敵でありました。

 

娘役達もまどか(星風まどか)始め、みんな美しく少し強気な所が可愛くて素敵でした。

※ゆりかさんに甘えられるまどか。其の関係性がツボをついてきています。うぅっ!!

ららちゃん(遥羽らら)とか、じゅりちゃん(天彩峰里)とか。

えびちゃん(綾瀬あきな)も上級生っぽい少し落ち着いた美しさが脇役で光っていて素敵。

脇役と云えば、一座のヘッド(でいいの?)役の留依蒔世くんが、全て上手で良い仕事をしていました。

 

冒頭のカーニバルのシーン

とても楽しそうで、楽しくて素敵。

椅子のフリとか最高です。

 

そんなワケで、シリアスな作品かと思いきや、とても楽しい作品でありました。

生観劇してたら絶対ハマってたヤツです。

 

 

 

 

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