にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

星組ESTRELLAS内の原曲がカッコ良い件

こんにちは、にくです。

いつも当ブログをお読み下さりありがとうございます

先日、スカステをつけて普段通り自宅で過ごしていた時に音楽配信サービスのCMで

今年2019年1月の星組大劇場公演Estrellasより紅(紅ゆずる)さんが歌うドナ・サマー「HOT STUFF」の全国ツアー版愛ちゃんが歌うヤツが流れていまして、超80年代のディスコミュージック♫(私はリバイバルで知った)と思っておりましたら、唐突に

夫(around50)「この曲懐かしいなぁ」と言うので、

私「HOT STUFFやろ?」と言うと

夫「その前の曲」と言うので

聞き逃していた私は、その旨伝えると

夫「ガッツナイ♫って云うヤツ」

 

なんだ?其れは?まったくわからん!

と私は聞き流していたのですが、翌日仕事から帰って来た際にも同じことを聞くので、少し考えてみると、HOT STUFFの前に流れていた曲と云う事でEesrellasで使われていた曲を思い出してみると、自分でもびっくりするのですが

「ガッツナイ♫」でピンと来たのですよ。

 

どんな場面かと言うと、ショーが始まりプロローグから繋がるJPOP祭りで一通り盛り上がった後のシーン

パンフレットによると第三章「星夢(スタム)」

紅さんが歌い、かなえ様(漣レイラ)とひろ香佑くんが柚希礼音さんを凌ぐ程の全身をフルに活躍させたダイナミックでパワフルなダンスで登場し、徐々にダンサー達(上級生多い)が舞台に集結して歌い踊るシーン

初めて観劇した時に、コレは曲も相当カッコよかった印象ですが、彼女達のダンスが超絶カッコ良くて、正に燻銀!!と云う感じでとても印象に残っていたシーンの曲でした。

 

今年のお正月にNHKで放映されていた映像がありましたので、確認してみると確かに

「ガッツナイ♫」と歌っている。

出典を調べていると(なんと「ガッツナイ 歌詞」で検索するとヒットする)

ストリートオブファイヤーと云う1984年に公開された映画のサントラに使用されており、Fire Incと云う人達の

Tonight is what it means to be young - Streets of Fire.ost

と云う曲でした。邦題:今夜は青春

シンセサイザーがガンガン使われている80年代ロック!って感じで超絶カッコ良いです。


 

Tonight (Is What It Means to Be Young)

Tonight (Is What It Means to Be Young)

  • アーティスト:ジム・スタインマン
  • 出版社/メーカー: Howlin' Wolf Records
  • 発売日: 2013/07/08
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

日本では椎名恵さんが「今夜はANGEL」と云う邦題で一部日本語にした歌詞でカバーしていて「ヤヌスの鏡」と云う1985年に放送されたドラマの主題歌だったそうです。

それで、夫が聞いたことあると言っていた様です。スッキリ。

 

キーワードになった「ガッツナイ♫」ですが、「got night」と言っていました。

夜にやった!的な意味でしょうか。

※ココで元星組の壱城あずささんを思い出した事は言うまでもありません。

紅さんが歌っているのも、こちらの椎名恵さん版の歌詞ですが編曲は原曲に近い感じ。

 

ちなみに、ジムスタインマンと云う人アメリカの作曲家プロデューサーで、

こちらも1980年代のドラマ「スクールウォーズ」で大ヒットした麻倉未稀さんが歌う「HERO」の作曲者であり

私達のお馴染みミヒャエルクンツェ氏が作詞をしたミュージカル、ダンスオブヴァンパイアにも楽曲提供されていらっしゃる超絶大物。絶大の信頼を寄せてOKな感じです。

 

そんなワケで

80年代のヒット曲を30年後の宝塚のショーで採用されるとか、そんな事があるのですね。あ、HOT STUFFもそうだった。

現在公演中の宙組公演アクアヴィーテのデュエットダンスの序盤では、マイケルボルトンの名曲「When a man loves the woman」も!

他にも多数カバー曲はありますが、よくあるオリジナルとの違和感の様なモノは宝塚では感じた事が無いので、タカラジェンヌ然り演出家先生、歌唱指導の先生の賜物なのでしょう。

安心して聞ける所がまた良い事です。

 

 

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