にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

白い巨塔を見たYO【後半】①

こんにちは、にくです。

いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます

関西は今日は、良いお天気です。

一時的に雨が降るかもしれませんが( ̄∀ ̄)

 

さて、前半に続く後半は各キャストについて書いていこうと思います。

 

 

財前又一役の小林薫が良かったYO

 財前の義父。

 唐沢版では、西田敏行さんが演じていて、ピリッとしたドラマの中で唯一のフフッと笑える所担当で、五郎ちゃんの事大好き!で良い味出してました。

 

岡田版では、小林薫が、西田敏行以上に金の亡者で権力が欲しい欲だけで生きている感じ。五郎が教授にならなければ、用はない!みたいな。

 そこまで徹底して悪い役。

 を、完全に悪い人じゃなく、それを隠しながらの演技が良かったです。

 関西弁も自然!と思ったら京都府出身なんですね。

あ、そういうえば以前のNHK朝ドラカーネーションでヒロイン糸子の父の時も良かった。

  

佐々木さん役のギバちゃん(柳葉敏郎)が良かったYO

 コレも唐沢版との比較なのですが、唐沢版の同役は田山涼成さんと妻役のかたせ梨乃さんで、裁判の後半では妻のかたせさんはかなり周囲から孤立していて、悲壮感が凄かった印象が、今回は、妻役の岸本加世子さんがドスの効いた関西弁を話していて悲しみは伝わるものの、控訴審であっさり判決がひっくり返ると云う結末だったので、そんなに悲壮感漂って無かったです。息子もしっかりしていたし。

 コレも尺の問題があると思うのですが、とてもあっさりと。

  

さて、肝心の佐々木さん役の柳葉敏郎

 個人経営の会社の社長で、自分の体が辛くて病院で検査して何かが見つかったとしても、その間の仕事は誰がするんや?だから病院には行かない。行ってもしゃあないから。息子もフラフラしてていつまでたっても頼りないし。

 

と言う考え方。

  

実は、私の父も上記のような状況で(社長ではなく小さい商店の店主でした)分かった時には手遅れ、その場凌ぎの治療のみで初診から7ヶ月後、2011年に亡くなりました。

  

佐々木さんとまったく同じこと言うてました。

 そういう場面の柳葉敏郎が、当時の父の表情や言葉を思い出させて涙、涙ですよ。

 更に、処置されている時の無表情や死に顔。かなりリアルで号泣でした。

 踊る大捜査線の室井管理官のイメージしか最近は無かったので、この熱演はかなり(良い意味で)意外でした。

 

花森けいこ役(五郎の愛人)沢尻エリカ

流石の沢尻さん。スキャンダルで世間を騒がせても、演技ではとても良い仕事しています。イイ!

綺麗!せくしー!可愛い!

ココは五郎の羨ましい最重要ポイント!こんな綺麗で出来た女を愛人にできるオレ五郎スゴくね?と言う意味の沢尻さん。ベストキャスティング!

と、云う感じ

 

財前杏子役(夏帆)

沢尻エリカと並ぶと華やかさでは完敗ですが、教授奥様方の中にいると、(若いのもあるけど)群を抜いての華やかさと美貌が際立ちますね。

最後、五郎さんが病気と分かった時は凄く取り乱すのは、彼女なりに五郎さんへ愛が芽生えてきたのでしょうかね?よく分かりませんが。

あと、彼女は昔昼ドラで小学生?中学生の役とかやってたイメージだったので、本妻の役をやるって云うのが意外でした。

が、美人枠でメンヘラな所は凄く分かりやすくて良かったです。

 

里見脩二(松山ケンイチ)

とても穏やかな里見先生でしたね。

唐沢版の江口洋介はどっちかっていうと、かなり熱血で馬鹿正直!て感じでしたが、松山-里見先生は穏やかで静かに自分の中に情熱を燃やし続けている、ブレない正直者って感じ。

まったく別の里見先生でしたが、両方あって両方イイ!

 

長くなってきたので、主演の岡田君財前については、別記事にします。

 

 

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