にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

宝塚ファンとしての階段を一歩上るの巻

昨夜ストレッチを頑張ったら早速の腰痛ですが、私は元気です。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。

 

昨日、元宙組トップスターまぁ様(朝夏まなと)のサヨナラ公演がスカステで放映されていましたので、チラリチラリと見ていました。

東京公演の方なので本当に最後のヤツ。

 

お芝居の神々の土地で心臓がギュッとなるのを感じ、ショーのクラシカルビジューでは華やかさと切なさと美しさと愛を感じ、サヨナラショーで更に愛を感じた次第でありました。

今までは、サヨナラする事が悲しくて寂しくて冷静に見れない所があったのですが、時間の経過と共に、私の中での男役まぁ様への思いもある程度昇華されたのか比較的冷静に見る事が出来ました。

 

ショーの後半、男役群舞が鳥肌モノでしたよね。

まぁ様はスタイルが良いので、どんなタイプの衣装も凄く似合って素敵だと思うのですが、私はシンプルな黒燕尾姿が一番好きだと感じました。

そして、ゼロ番のしっくり来てる感、絶対的なトップスターの風格、素敵すぎる。

 

相手役が居れば、この後デュエットダンスなんだろうなっと云う所

せーこさん(純矢ちとせ)のソロ歌唱をバックに、黒燕尾で踊るまぁ様の優雅なお姿に、やはりするすると涙が出てきて

銀橋を渡りながら、今度はまぁ様が歌い継ぐワケで

 

「花咲く道 名もなき私は拾われ 愛情で磨かれて この宙に輝けた」

と云う歌詞

作詞の稲葉先生!!めちゃくちゃ愛が溢れる歌詞!!

出身の花組の事にも触れられ、最初から輝いていたワケではなく、みんなのお陰で私はココに立つ事が出来たって云うね・・・

嗚呼、素晴らしい。

 

組子達と絡むシーン

まぁ様がみんなに愛されている様子と、其れを大きな心で優しく嬉しそうに「よしよし」している感じが伝わって来ました。

稽古場や楽屋もこんな感じなんだろうなっと。

そして、其れを舞台で表現しちゃう宝塚・・・尊い

 

続くサヨナラショー

同時退団する娘役達(瀬音リサ、彩花まり、涼華まや、怜美うらら)のシーンもあって、其の中心を担う男役が愛ちゃん(愛月ひかる)って所。

何故、ココが愛ちゃんなのか?と考えた所、アリサ(瀬音リサ)は同期で、うららちゃんとは初バウ主演で組んだとか、新人公演時代に共に切磋琢磨したから、とか

4名も華やかな娘役を率いられる華とか、其れらを「よしよし」出来る余裕と色気を兼ね備えていたのが、愛ちゃんだったのかなぁと。素敵。

 

ラダメス、シェイクスピア、トート、北白川のまぁ様大劇場公演主演作の全員と、ゆりかさん(真風涼帆)との初全ツからダニエルが居ましたね。

どのキャラクターも大好きな役ばかりで思い出深くて感動の嵐です。

うららちゃんと組んだ「翼ある人びと」からのデュエットダンスもココでしっかり入ってきていて、なんて素敵な構成!

まぁ様ご自身にとっても思い出の作品ばかりだと思いますが、其れは同時にファンにとっても思い出の作品、キャラクターになっているので、このサヨナラショーと云う場で其れを共有出来るとかっ!至福の時やんっ

 

と、今更ながら当たり前の事に気付いたワケですが、ココまで魅せて貰えると、気持ちを引きずるのではなく、昇華させなければならないなっと感じますね。

しかし、こう思えるのもある程度時間が経ったからだと思いますが。

 

そんなワケで推しタカラジェンヌの、トップスター就任、退団発表、退団公演、昇華と云う一通りのヅカヲタとしての行程を経験し、一つ階段を上った思いであります。

初めての事で右も左も分からぬ「えっ!?」と言う気持ちのまま、時はどんどん過ぎて行った感じでしたが、次からは一通り経験したので、少しは余裕を持って応援出来るのかなっと思っています。

 

 

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