にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

【漫画】Oh! myダーリンを25年ぶりに読んだYO!【上田美和】

コロナ休校中、動かないのに甘いものを食す機会が知らず知らずの内に増えていて、そりゃあ太るよね。と頭の隅っこでは分かっていたのですが、いやいや少し位大丈夫やろ。的な言い訳で結構な量を食べていた事を自分の身体を見て再認識した為、まずは其処を無くす事を決意致しました。今日で3日目、今のところ決意は続いております。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。

 

1990年代に連載されていた上田美和先生作のOh! myダーリンと云う少女漫画を、高校生の時に始めて読んで以来、久しぶりに読み返してみました。

 

by カエレバ

 

ほぼ忘れていると思っていたストーリーは、読み返してみると絵の構成や台詞、展開等が溢れる様に蘇って来て、青春時代に読んで素敵だなっと感じた事を思い出しました。

そして、何よりも大好きだった線の細い美しい絵が、昔も今も美しくて素敵でした。

 

しかし25年が経ち、年齢や経験を重ねた今読むと当時の様にただひたすら素敵!!と思うワケではありませんでして

通信環境問題や個人情報保護の観点等、時代背景の違いに現代の感覚では理解し難い事もありましたが、其れゆえ切ないと思わせる所もありました。

<スカーフや手紙を木に結びつけてコミュニケーションを取る所とか。きゅん。

 

ストーリーは、高校1年生のヒロインひかるが、お隣で小さい頃から親代わりレベルでお世話をしてくれていたイケメンのお兄さん(8歳上)で、ひかるが通う高校の教師、シンちゃんと周りには内緒で結婚していると云う、教師×生徒の禁断の恋愛モノです。

 

16歳のひかるが子供過ぎて大人なシンちゃんは、其れを自分がその様に育てたからと、辟易しながらも(アレ?してない?)飲み込んでいくのですが、

まあ、そんな自分の事しか考えてないひかるの言動のせいで、シンちゃんに心配をかけて命の危険にまで晒すって云う事、何故そうなったかを周りの偶然知り合った親切な大人達の助言でやっと気付いて反省するっと云う事が何度となく繰り返されます。

 

何度となく失敗を繰り返しひかるも成長していくのですが、少女漫画特有の二人の関係を引き裂こうとする力が、もぐら叩きのもぐらの如く次々と出て来るので「そんなワケあらへんで」と大木こだま・ひびき並みに漫才をやりたくなってしまう反面、常にドキドキハラハラさせられ

ひかる&シンちゃんの絆(と云うか序盤はシンちゃんの懐の深さ)は強く、多すぎるトラブルを乗り越える度に二人(特にひかる)は成長していく様を感じられる事で

とてもテンポ良く物語が進みハッピーにエンドする所が物語として、とても綺麗に構成されていたと思います。

 

読み始めた頃はひかるが子供過ぎて全く同情出来なくて、アレ読んで後悔するヤツかな?と感じていたのですが、それなりに成長していく過程があり、2人でお幸せにねっと思える様になりました。

しかし、番外編にあった11歳のシンちゃんが3歳のひかるの言動に嫉妬している場面がありまして、其れってガチのロリコンやん?となり

本編でもロリコンロリコンと言われていた事が、この物語の本質である事に気付いたのでした。

 

お気付きかと思いますが宝塚版のキャスティング妄想を後日アップする予定です、宜しくお願いします。

 

 

 

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