【漫画】YUKITOに宝塚歌劇の様なトキメキ
昨日、息子(小5)が夫のガラケーで電話を掛けようとして液晶画面に番号を表示させてあげると、液晶にタッチして「アレ、かからへん」と言っていて、世の中来る所まで来たなっと云う気がしました。こんにちは、にくです。いつも、当ブログをお読み下さりありがとうございます。
先日読んだもんでんあきこさんの漫画YUKITO
この原作となった大沢在昌氏の小説「北の狩人」を読みました。
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「裏社会ってほんまにこんなんなんやろな」と云う、少し顔を背けたくなる様な描写があったり、でもストーリーはとてもとても緻密に計算されていて、どこをどう読んでも矛盾が出てこないので、とても読み応えがありました。
そしてメインキャストのキャラ設定も漫画とは違っていて、唯一出て来る女子高生、杏ちゃんがヤンキー過ぎて(涙)※漫画ではお嬢っぽい感じ。
とってもハードボイルドな小説ですよね。
ストーリー展開もドキドキ(怖いよ~)、雪人くんそんなに無茶して大丈夫?と心配になります。<腹が据わっている人なので大丈夫なのですよ。
そして、漫画でキャラクターが画像としてインプットされているので、頭の中では美しい漫画のキャラクターが脳内で行動していたので、勝手に脳内眼福の気分でした。
両作品ともとっても私は好きで、でもどっちかって云うと私はもんでんあきこさんが脚色しまくったYUKITOの方が好なのですが
その理由として、漫画の方が小説よりもとてもドラマチックにロマンチックに脚色されていて、その脚色された部分にトキメキの様なものを感じたからであります。
と、云う事を原作小説を読んで気付きました。
其れって、其れって!!
原作小説「北の狩人」を宝塚で上演したら「YUKITO」になるんだろうなぁっと云う脚色の方向じゃない??
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YUKITO(漫画)
清く、正しく、美しく、朗らかに
朗らかはちょっと違っていますが、ラストもとてもドラマチック過ぎてびっくりします。
北の狩人(小説)
清くない、正しくない、美しくない、朗らかでない
現実的、トキメキが無い(寧ろあると不自然)、緻密なストーリー展開、ハードボイルド!
こんな感じで、やっぱり原作作品と宝塚歌劇版演出と云う関係性の様に決着致しました。(私の中で)
宜しければ、宝塚目線この2作品を読み比べてみては如何でしょうか?
ちなみに、エリザベートの宝塚版と東宝版の違いについて、以前書いております。
今、気付きましたが、東宝版は「愛と死の輪舞曲」ですらありませんよね。
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