【原作漫画】はいからさんが通るを読んでみた
昨日、某イ○ブ○カットで子供達の散髪をし、娘はシャンプーまでしたら(本人の希望)漏れなくあんなに愛らしい娘の髪からオッサン臭が漂っていて、目から目玉が落ちそうです。こんにちは、にくです。いつも当ブログをお読み下さりありがとうございます。
スカステ映像やBD映像で心を潤す事はとっても重要であります。
※久しぶりに見た
さて、外出も控えなければならないこの頃、ebookjapanでは支払いを全額PayPayで支払うと、購入金額の20%がバックされると云う今月、更に金曜日は50%がバック(色々条件があるみたいですが)と云う理由で、3月は観劇が無くなった変わりに、漫画ばかり読んでいる様な気がします。
あ、たま様(珠城りょう)バウ主演作品の原作小説幽霊刑事も読みました。
そして、せっかくPayPayが残っていたので、はいからさんが通るの原作を購入してみました。
20年位前に友人から借りた事があって初見ではないのですが、詳細なストーリーはほぼ抜け落ちており、読んだ当時、私は完全に編集長推しであった為、少尉とのハッピーエンドに納得が行かなかった様な気がするのですが
20年後に読んでみて、当時の私に言いたい。
少尉×紅緒でガチガチの両思いやないかいっ!
編集長とのハッピーエンドなんて誰が望んでいるのかYO!!と云う思いでいっぱいであります。
数多の障壁を乗り越え乗り越え、お互いをピュアに思い続ける2人。
自分の気持ちは我慢して、相手の気持ち優先しすぎるので、なっかなかハッピーエンドにならない所が、いじらしいのでありますが、其処がまた良い!
紅緒さんを思う編集長と鬼島軍曹も、全く「自己都合」と言う言葉が似合わなく紅緒さんの事だけを思っての行動ばかりです。勿論、少尉と紅緒もそうです。
美しい。
こんな両思いな2人(少尉×紅緒)が結ばれなくして少女漫画が成り立つか!!って位です。20年前の私は全然この作品を理解していなかった事がわかります。馬鹿!!
現代の漫画とはガラッと雰囲気が違い、背景がゴージャスだったり線の細い美しい絵。
かと思うとギャグ的な絵柄も結構あって、そのギャップとバランスが巧い具合に調和していて、とても読みやすい漫画でありました。
幼少期は苦手だったのですが、私も大人になりまして。
思い返すと、はいからさんが連載されていた1970年代後半から1980年代前半は、こういう感じの美しい絵×ギャグと云う対照的なスタイルが多かった様な気がします。
池野恋先生のときめきトゥナイトや一条ゆかり先生の有閑倶楽部とか。後に変わっていきますけれども。
かの名シーン達は全てタカラジェンヌが代弁してくれている形で、脳内では壮大な妄想が広がり
初演の映像を拝見したのでビジュアルの脳内再生はバッチリでありまして、背景は原作漫画の通りと云う壮大さ。
眼福。
公演HPのキャストにあった「ラリサ」と云う役。
原作を読む前は、ラリサってダレサ?と、謎の配役だったのですが、そういうワケだったのですねぇ。結構重要な役どころですやん。
編集長(瀬戸かずや)の父役が羽立光来、母役が春妃うららと云うワケですが、
あきら編集長は、春妃うららちゃんとは親子関係があるのですが、父役の羽立 光来くんとは親子関係が無いと云う原作設定でありました。
うららちゃんは16歳位で結婚前に付き合っていた彼との子を妊娠し、其れを知った上で羽立 光来くんはうららちゃんと結婚し、あきらが誕生したと云う設定なので、若くて美しくいつまでもフラフラ遊び歩いている有閑マダムです。うん、ぴったり。
華ちゃん(華優希)紅緒が言っていた
「モチのロンYO!!」が原作のどこにも出てこなかった事が驚き桃の木でありました。
小柳先生の創作台詞が、うっかり原作に出てきてそうな世界観で流石だなっと思った所でありました。
そんなこんなで、原作を背景にタカラジェンヌをはめ込み読み進めていけるこの作品、超絶良いと思います!
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