にくの主に宝塚ブログ

主に宝塚歌劇についての愛と境界悪性卵巣嚢腫羅患記録。

【観劇日記】雪組大劇場公演壬生義士伝

昨日は、楽しみにしていた大劇場観劇の日。

報道の通り、関西地方は一昨日の夜から豪雨でJRが運休の可能性を示唆しつつ、夜中は私が住む地域でも大雨警報が発令されており、午前7時までに解除されなければ子供達が通う小学校は休校になると言う、なんでこの日やねん。と思う不運。

ですが、幸運にも朝には雨も止んで警報は解除。晴れて宝塚方面へ向かう事が出来ました!!

こんにちは、にくです。

いつも当ブログをお読み下さりありがとうございます

雪組 is The いぶし銀!! 

特にだいもんの吉村貫一郎は渋さと優しさと強さで出来ているTheいぶし銀。

彼女がトップに就いてからの作品は私は大体そういう風に感じています。

役の情感に乗せて歌う歌が素敵過ぎて素敵すぎて゚゚(゚´Д`゚)゚素晴らしい。

 

原作は未読です。

新選組の事もよく知りません。

途中??となる事もありましたが、物語に対する大体の理解は出来ました。

 

しづの自殺行為が意味不明

しづ(真彩希帆)が妊娠し口減らしの為に真冬の川へ飛び込む事は、現代の感覚では有り得ないので理解不能ですが(口減らししたって残った子供どうすんの?と云うね)、吉村貫一郎(望海風斗)が脱藩する決意をするきっかけとなった所。

そして、子供達が「腹減っても我慢する!」とか言ってる場面は、涙涙ですよ。

 

竹馬の友と言われる次郎右衛門(彩風咲奈)さぱっと。

脱藩する際はバレれば切腹の危険を冒してまで貫一郎の為に手形を準備し、貫一郎の事を心配していたハズなのに、鳥羽伏見の戦いで深手を負った彼が助けを求めた際に

さぱっと腹を切れ!」と言い渡した事が納得いかなかったのですが

その後の場面で、立場的に部下の前ではそう言わざるを得なかった事と、実際の気持ちでは助けたかったのか、おにぎりを準備したり、立派な刀を貸してあげたのは、貫一郎のボロボロの刀では痛いやろうな。と云う愛?だった事が分かったので、その点は良かったです。

 

不明点

一つ分からなかったのは、死にたくねぇと言いながら、新選組の仲間が止めるのも聞かず鳥羽伏見の戦いへ向かって行った理由。

たぶん「義のため」とか何とか言っていた気がするのですが、それまでの吉村さんは義よりも何よりも自分は死にたくない&金が欲しいから人を切ると言っていたので、なんでいきなり変わったのか?と言う事。

最終的に、ココで深手を負った事が死ぬ理由のきっかけとなっており、官軍の大砲やら鉄砲に対して刀で向かって行くワケですから不利なのは頭の良い吉村なら分かるハズなのも。ココはちょっと腑に落ちない所。⇒原作を読んで解明します。

 

 

合本 壬生義士伝【文春e-Books】

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 こういうのは要らない

斎藤一(朝美絢)が、そのクール?無愛想な役作りの中で、ほんのり笑いを取りに走っていたのが少し私は嫌でした。

「アイツら刀の腕は良いが芝居はダメだな」的な台詞とか。

斎藤一は笑い取りにいかんでええよ。シリアスな雰囲気の中、空気を壊さないで欲しかったです。

 

斎藤一による腕試し

斎藤さんが吉村を嫌いだから斬ってやる!って斬りかかって、負けそうになったから

「ごめんごめん、冗談だYO!」

とか、あの斎藤一がするんか??そんなノリの人?

とキャラ設定がよく分からない感じになってしまっています。笑い取りに行くし。

 

気になった脇役

八木源乃丞役:桜路 薫

京都の両替商の番頭さん?台詞回しや立ち振る舞いが秀逸でした。

近藤周平役:眞ノ宮 るい

組長(奏乃はると)演じる兄の谷三十郎斎藤一に刺殺された事を知って斬りかかる所とか、本気度気迫十分で良かった。

吉村嘉一郎:彩海 せら

主人公吉村貫一郎の息子と云う事で、結構重要な役ですが、どのシーンも役に入り込んでいて芝居心がとても伝わって来ました。次郎右衛門に秋田征伐に志願するシーンで泣いた。

新人公演初主演との事、これから注目の新人ですね。

 

 主要役は別記事にします 

 

 

 

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